『キングワルダー1世』 パーツ比較




上の写真は、むかって左から
青(前期)、紫(前〜中期)、黄(後期)、緑(後期)の
各「ヘッドカバー」です。

前・中期ヘッドの後頭部には
「切れ込み」があるのが特徴ですが、
前期版の方が、やや切れ込みが小さい気もします。

ただし個体差が大きいため、
ヘッドカバーだけを見てどの時期のものかを特定するのは
難しいかもしれません。





同じく、左から
青(前期)、紫(前期)、紫(中期)、黄(前〜中期)、緑(後期)の
「インナーヘッド」および「内臓」です。

当ページ管理人には、
ヘッドや内臓の色、形だけを見て
どの時期のワルダーかを判断することは
正直なところ、できません。

見分ける方法をご存知の方がいらっしゃいましたら
ぜひご教示ください。





上の写真の「紫・前期版」(左から2番目)のインナーヘッドは
黄色く塗装されていますが、
もちろん金色塗装版もありました。

このヘッドが、初めから黄色いものだったのか、
それとも誰かがオリジナルの「金ヘッド」と
取り替えてしまったのかは、不明です。

ただし、この「黄頭・金内臓」という組み合わせの紫ワルダーは
何度か見たことがありますので、
出荷時からこの組み合わせだった可能性も否定できません。


また、上写真の金色の内臓は
筆塗りで塗装されていますが、
初期には、スプレーで色づけされたもの(下)もあったようです。


( 『ビクトリー伝説』より )





ワルダーのヒジ・ヒザの関節部は
大きく2種類に分けられると思います。

前期版(左側)は、「ジョイント棒」の灰色が薄く
ヒジ・ジョイントの先端が細くなっているのが特徴。

後期版(右側)は、ジョイント棒の「ギザギザ」が細かいので
見ればすぐにわかります。

なおワルダーにも、サイボーグと同じく
中期版の関節(ヒジ・ジョイントの先端が太いタイプ)が
存在するかどうかは不明です。





ワルダーの手首も、同様に
製造時期によって
大きく2種類に分かれます。

上の写真では、青・紫・黄が前期、
ジョイントのギザギザが細かい、緑が後期版です。

比べてみると、後期版の方が
若干、手が大きいようです。

ただし、手足やヒジ・ヒザのジョイントの太さ(直径)は
各製品によって微妙に違うので、
見た目は同じでも、実際にはめてみると
キツすぎたり、ゆるかったりするのは、日常茶飯事です。





ワルダーの足首は、製造時期によって
3種に分けることができます。

写真では、青・黄は、カカトと爪先が大きい「前期・デカ足」版。
紫は「中期・小足」版。
緑は、ジョイントのギザギザが細かい「後期・小足」版です。

足首パーツが途中から小さくされたのは
おそらく靴の脱着を容易にするためだったのでしょう。


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