ウルトラの星計画 『ウルトラマン・ティガ』

「ウルトラの星計画」は、バンダイと海洋堂
それに雑誌ホビー・ジャパンが共同で企画しただけに、
高水準の造形だけではなく、目やカラータイマーが光り
また点滅するというギミックまで盛り込まれた
贅沢なフィギュア・シリーズでした。
ただ、その贅沢さが仇(あだ)となって、価格が上がり
そのために売れ行きがいまひとつだったのか、
(それともバンダイと海洋堂とがしっくり行かなかったのか)
第2弾までで、シリーズは終了してしまうことになったのでした。
もちろんフィギュアとしてみれば
この「ティガ・マルチタイプ」は最高水準の出来。
マスクや身体の造形、さらにはギミックにも
ほとんど文句のつけようがありません。
ただ、スーツと素体があまりにもフィットしすぎていて
手足の可動域がやや狭いことだけが
唯一の欠点と言えるかもしれませんが。