『シルバー仮面・ジャイアント』





シブ過ぎる、初期「シルバー仮面」の展開は
子どもたちにはかなり不評だったのか、
番組の構想は途中から一新され、
シルバー仮面自体のデザインも
ウルトラマンのような「巨大ヒーロー」に変わってしまいました。

脚本の佐々木守、上原正三、市川森一
演出の実相寺昭雄や山際永三
デザインの池谷仙克、造型の高山良策ら
当時の制作陣にとっては
こうした番組の路線変更は不本意なものであったようですが、
その一方で、ヒーローとしての「シルバー仮面ジャイアント」は
銀色に輝く、かなりオーソドックスな姿になったとも言えるでしょう。


上のマーミット版「シルバー仮面ジャイアント」も
一応、ソツのない造りではあるのですが、
タイツ生地のスーツと、白のウェア部分とが
別パーツで再現されていた
「初期版シルバー仮面」フィギュアに比べると、
白のウェア部分が印刷で処理されるなど
ややシンプルな印象を受けてしまいます。


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