キングワルダー2世 『ジェネル』
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「サイボーグ」素体の色を変え
ソフビ製の内臓を入れて「ワルダー」として販売するのは
「変身サイボーグ」シリーズの伝統的な手法ですが、
この「キングワルダー2世」も
「サイボーグ99」の素体に手を加えて、作られたものでした。
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「ワルダージェネル」は
素体の色に合わせて「紫」のボックスに入れ、
単品でのみ、販売されました。
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(『ハイパーホビー』より)
上の画像は、「ジェネル」のデザイナー
篠原保氏による設定画です。
「ジェネル」以外のオリジナルヘッドも
全部で6種、考えられたようですが
(そのうち製品化されたのは、右上の「マグマ」のみ)、
そのデザイン・モチーフは「ドリフ」だったそうです。
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写真上側は、ワルダー2世用「武器」の
試作版(「ハイパーホビー」より)、
下側は製品版です。
残念ながら、デザインや
試作の段階で終わってしまったものもありましたが、
製品化されたものは、「旧ワルダー」の武器より
かなり精密に造型・塗装がなされていました。