『アンドロイドA & 宇宙人』




一大ブームを呼んだ「変身サイボーグ」人気が一段落した
1974年末から
その後継シリーズとして展開されたのが
「アンドロイドA」でした。

変身サイボーグの基本コンセプトが
男の子向けの「着せ替え」人形であったのに対し、
このアンドロイドAは
変身スーツを着せるのではなく
身体の各パーツを「組み替え」ることによって
3種類の人形を作り上げるシステムになっていました。



アンドロイドAの宿敵として
UFOに乗った「宇宙人」が設定されたのは
来たるべき「UFOブーム」を
先取りしてのことだったのかもしれません。

しかしながら「アンドロイドA」も
この「宇宙人」も、結局
「変身サイボーグ」ほどの人気を得ることは
できずに終わったのでした。



その一方で
テレビ番組の人気キャラクターに頼るのではなく、
オリジナルのSF設定によって
商品を展開していく、タカラ独自の路線は、
こののちも「タカラSFランド/ビクトリー計画」の名のもとに
ミクロマン等に受け継がれていくことになるのでした。

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