『マジンガーZ』




すべての「変身セット」の中で
元キャラクターに最も似ていないのが
この「マジンガーZ」かもしれません。

透明な手足や内臓メカは
むき出しのままですし、
何よりも頭部が大きすぎて
全体のバランスが悪いのです。


しかし、それを補ってあまりあるほどに
当時の「マジンガーZ」の人気は絶大なものでした。

この作品がなければ
「超合金」や「ジャンボマシンダー」などの
ヒット玩具も生まれることはなかったでしょう。

また、人が乗り込んでロボットを操縦するという
革命的なコンセプトがなければ
後の「ガンダム」や「エヴァンゲリオン」などの
ロボットアニメも存在しなかったかもしれません。


なお、この「マジンガーZ」は
台紙表(おもて)面の背景色や
「変身サイボーグ」の文字が
緑色になっている唯一の変身セットです。


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