『改造人間』




「変身サイボーグ」シリーズが大ヒットした
1970年代前半には
様々な便乗商品が作られました。

そして、それらに共通する最大のポイントは
商品が「透明」であったこと。


画像の「(サイボーグ)改造人間」
(または「改造人間(サイボーグ)」)は
ポピーから発売された比較的有名なシリーズですが、
「透明」な人形の中に
メカ模様の紙がはいっていて、
「変身サイボーグ」のコンセプトで「ソフビ人形」を作ったらこうなった!
といった感じの造りになっています。

やはり「サイボーグ」といえば
「透明ボディ」と「内臓メカ」が
外せないポイントだったのでしょう。


なお、大きさは10センチほどで
思ったよりも、小ぶりです。


また、この商品はかなり売れたのか、
上の「バロム1」のほかに
「キカイダー」「ファイヤーマン」
「変身忍者嵐」「仮面ライダー」等が
確認されています。


(別冊『たのしい幼稚園』72年12月号)

さらに、この商品には
画像左下の「紙箱入り」のもののほかに、
「ビニール袋」に入れて販売されたもの(廉価版?)も
あったようです。


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